保水性半たわみ型舗装

ダイヤツインホスイ

特許第4644561号:舗装体用注入材料および保水性舗装体

  • 半たわみ性舗装
  • 環境舗装
  • 車道
  • 歩道
  • 駐車場
  • 広場公園
  • 街路・商店街
  • 空港・港湾
ダイヤツインホスイ

概要SUMMARY

保水型半たわみ性舗装、保水型半たわみ性天然石彩舗装

ダイヤツインホスイは、水の気化熱を利用して路面の温度を下げる技術で、歩行者空間や沿道の熱環境の改善、都市部のヒートアイランド現象をはじめとする熱汚染環境の緩和に効果がある保水型半たわみ性舗装です。さらに排水性機能を付加した低騒音タイプ(東京都仕様)もあります。

用途PURPOSE

・都市部の車道・歩道
・商店街、遊歩道、自転車道
・公園、観光施設などの外構
・パーキングエリア、その他

特徴FEATURES

ヒートアイランド現象の抑制

路面温度の上昇抑制機能は、半たわみ型保水性舗装体内に蓄えられた水分が蒸発し、気化熱を奪うことによって、路面温度の上昇を抑制します。真夏日の30℃以上でアスファルト舗装と比べ、路面低減温度10度以上を実現します。

ヒートアイランド現象の抑制
ヒートアイランド現象の抑制

路面温度上昇抑制の原理

保水材は珪藻土の壁材やビールの濾過助剤として実績のある多孔質な珪藻質濾過助剤を使用し、最大吸水率40%で圧縮強度10MPa以上を発現するタイプ(全浸透型ショットブラスト用)と最大吸水率60%で圧縮強度3MPa以上を発現するタイプ(全浸透用標準型)、高い保水性能を有する最大吸水率80%タイプ(東京都仕様75%浸透用)があります。また、珪藻質濾過助剤を配合した製品は、壁材と同じように吸放出能力の持続性を確保し、温度上昇を緩和します。

路面温度上昇抑制の原理
路面温度上昇抑制の原理

全浸透タイプと東京都仕様の75%浸透タイプの2種類

保水型半たわみ性舗装には、標準仕様の全浸透タイプと東京都仕様の75%浸透タイプがあります。東京都仕様は、保水機能に排水性機能をプラスし、低騒音機能も備えています。

全浸透タイプと東京都仕様の75%浸透タイプの2種類